WiMAXでTVer(ティーバー)は視聴できます。
そう断言できるだけの根拠が3つあります。
ただ、注意点もあるため、すべての人に推奨するわけではありません。
ここでは、WiMAXでTVerを視聴したい人の疑問にすべてお答えしていきましょう。
WiMAXでTVerを視聴した経験がある私におまかせください。
WiMAXでTVerが快適に視聴できる3つの根拠
WiMAXでTVerが快適に視聴できる根拠が、こちらの3つです。
- WiMAXの平均速度>TVerの推奨環境だから
- 現在のWiMAXはデータ容量が無制限だから
- 「自動」調節モードがあるから
WiMAXの平均速度>TVerの推奨環境だから
WiMAXでTVerが視聴できる理由の1つめが「WiMAXの平均速度>TVerの推奨環境だから」。
動画の再生には一定の回線速度が求められますが、WiMAXの平均速度はTVerの視聴に必要な回線速度を上回っています。
TVerの推奨環境(視聴できる回線速度)
TVerの公式サイトに視聴に必要な推奨環境(通信速度)として、以下の説明があります。
番組によって異なりますが、概ね3Mbps以上の通信速度が必要となります。
最低限3Mbpsあれば、視聴できるわけですね。
つまり低速回線でもTVerの視聴には支障がありません。
1Gbpsを超える光回線など不要なんですよ。
WiMAXの平均速度
WiMAXの利用者が計測した「実行速度」がこちらです。
端末のタイプ(機種名) | 平均速度 |
---|---|
【モバイルルーター】
|
105.82Mbps |
【ホームルーター】
|
180.28Mbps |
※データ引用元:みんなのネット回線速度
WiMAXでは端末をモバイルルーターとホームルーターから選べますが、どちらも平均100Mbps超え!
TVerの視聴に必要な3Mbpsなんて、軽々とクリアです。
【注意その1】速度は利用場所で大きく変化する
平均はあくまで「平均」に過ぎません。
場所によっては平均を大きく下回る速度しか出なかったり、そもそも電波が届かない可能性もあります。
お住まいのエリア・WiMAXを使う予定の場所の電波状況は以下のエリアマップでご確認ください。
赤とオレンジ色のエリアは5Gに対応した高速の通信が期待できます。
黄色のエリアは従来の4Gにのみ対応しています。
それ以外の無色のエリアはWiMAXでのサービスエリア外(電波が届かない場所)です。
私は黄色の4GエリアでWiMAXを使い、TVerを見ていましたが快適に視聴ができました。
現在のWiMAXはデータ容量が無制限だから
WiMAXでTVerが視聴できる理由の2つめが「現在のWiMAXはデータ容量が無制限だから」。
動画視聴で最大のネックが「ギガの消費量」ですが、いまのWiMAXなら心配無用なんです。
「3日間で10GB」の制限はなくなった!
数年前のWiMAXに「3日間で10GB」の制限があり、超過すると翌日は速度制限されて、まともにネットが使えない状態になりました。
しかし、現在のWiMAX+5Gに新規入会すれば、そんな制限はなくデータ容量が無制限。
つまり、好きなだけTVerの番組が見放題なんですね。
TVerのデータ通信量は少なめ
TVerの番組を見た際のデータ通信量の目安がこちら。
使用デバイス | データ通信量(30分当たり) |
---|---|
|
平均400MB程度 |
TVアプリ | 平均700MB程度 |
■データ参考元:視聴時のデータ通信量を教えてください。-ヘルプ
例えばスマホで1日10時間もTVerを見ると、約4GB。
1ヶ月間(31日)毎日10時間見ても、124GBほど。
家にテレビがなくてTVerを使い倒している人でも、データ消費量はたいしたことがありません。
【注意その2】過剰なデータ消費には制限がかかる
すべてのWiMAXプロバイダでデータ容量は無制限ですが、それには一応注釈がつきます。
※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
とはいえ、通常の利用ならまったく問題はありません。
私は動画サイトで何本も映画を観たり、ゲームをダウンロードしても制限にかかることはありませんでしたから。
「自動」調節モードがあるから
WiMAXでTVerが視聴できる理由の3つめが「自動調節モードがあるから」。
TVerでは各デバイスで以下の画質から選択して視聴できます。
デバイス | 画質 |
---|---|
TVアプリ (コネクテッドTV) |
自動 |
|
|
画質を「自動」に設定すると、利用中のネット回線の速度に最適化された画質で配信される仕組み。
つまり、こういうことです。
- ネット回線が高速or普通の状態→高画質をキープ
- ネット回線が低速の状態→画質を落とす
WiMAXは時間帯や天候などで極端に速度が落ちることがたびたびあります。
そんなときでも自動調節モードのおかげで、動画が途切れにくいわけですね。
WiMAXでTVerを観たい人のよくある質問
WiMAXでTVerを観る予定の人が不安や疑問に思う点についてQ&A形式で回答します。
Q.端末はモバイルルーターとホームルーターのどちらがいい?
A.ホームルーターがベストですが、モバイルルーターでも快適に視聴できます。
ホームルーターのほうが
- 平均速度が速い
- 通信の安定性が高い
- 常時接続だからバッテリー切れの心配がない
といったメリットがあります。
ただ、モバイルルーターでもTVerの視聴に推奨される速度は確保できるでしょう。
そのため、通勤途中など外でTVerを見たい人はモバイルルーターでもOKです。
Q.WiMAX以外のポケットWi-FiでTVerは見られる?
A.回線速度とデータ容量の面で不向きです。
ポケットWi-FiはWiMAXよりも回線速度が遅い場合が多く、またデータ容量には制限があります。
「1ヶ月で◯◯ギガまで」といった制限があるんですね。
そんな理由から、TVerをストレスなく見るならWiMAXのほうが向いています。
Q.TVerの視聴に最適なWiMAXプロバイダは?
A.「GMOとくとくBB WiMAX」です。
GMOとくとくBB WiMAXが他社のプロバイダより優れているのは、価格面です。
以下のキャンペーンがあるため、トータルの利用料金では最安の部類なんですね。
- 申し込む人全員に23,000円のキャッシュバック
- 3年間の利用で端末が実質0円
- 他社のネット回線の解約で発生する解約違約金を負担してくれる
すべてのWiMAXはすべて共通の回線・共通の端末を利用するため、プロバイダによって通信速度の速い/遅いはありません。
そのため、WiMAX選びはシンプルに「料金だけ」で選んでOK。
そんな理由から当サイトでは「GMOとくとくBB WiMAX」を一押しのプロバイダとしてオススメしています。
※ここにリンク
WiMAXでTVerまとめ
- WiMAXでTVerは快適に視聴できる
- WiMAXの平均速度はTVerの推奨速度を上回る
- 現在のWiMAXはデータ容量が無制限
- 画質を自動調節してくれるから動画が途切れにくい
TVerの番組配信は超高画質ではないため、それが功を奏して、低速のネット回線でも視聴ができます。
WiMAXは利用環境によっては1桁~2桁前半の回線速度しか出ない場合もありますが、それでもTVerが求める推奨速度を上回る場合がほとんど。
一人暮らしでテレビがなく、事情があって光回線を引けない人がTVerを見るなら、WiMAX一択でしょう。