現在のGMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間は「24ヶ月間(2年間)」です。
以前は24ヶ月以内に解約すると解約違約金として1,100円(税込み)が請求されましたが、現在では撤廃されて0円になりました。
そのためGMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間は「無視して良い理由」もあって……(くわしくは本文で)。
WiMAXとポケットWi-Fiを10年以上も使い続けている私におまかせください。
GMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間
GMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間は「申し込む時期」によって違います。
昔は最低利用期間が長かったのですが、現在ではぐっと短くなりました。
いまでも「WiMAXは最低利用期間が長いのがデメリット」と思ってる人がいますが、それは昔のイメージが強いからなんでしょう。
いまから申し込む場合(2022年7月1日以降)
いまからGMOとくとくBB WiMAXに申し込む場合は、24ヶ月間(2年間)が最低利用期間になります。
GMOとくとくBB WiMAXの公式サイトには以下のように説明されています。
2022年7月1日以降にお申込みの場合
契約起算月の翌月を1ヶ月目とした24ヶ月間が契約期間となります。
WiMAX +5G接続サービスには、2年の契約期間が設けられております。
「契約起算月」とは?
「契約起算月」とは「端末発送月」のことです。
「端末」というのはWiMAXの電波を受信するための機器(モバイルルーター/ホームルーター)とSIMカードのこと。
つまり、端末が発送された月の「翌月」を1ヶ月目として、24ヶ月間が最低利用期間となります。
具体的に例を挙げて説明すると、こうなります。
2024年10月に申し込んだ場合 | ||
---|---|---|
契約起算月(端末発送月) | カウントがスタートする月 | 最低利用期間 |
2024年10月 | 2024年11月 | 2024年11月~2026年11月 |
2022年6月30日までに申し込んだ場合
2022年6月30日までにGMOとくとくBB WiMAXに申し込んだ場合は、36ヶ月間(3年間)が最低利用期間になります。
2022年6月30日までにお申込みの場合
契約起算月の翌月を1ヶ月目とした36ヶ月間が契約期間となります。
最低でも3年間は使い続けないといけないため、契約に二の足を踏む人も多かったのではないでしょうか。
しかし、現在では「36ヶ月間→24ヶ月間」と短縮されたため、心理的なハードルもかなり下がりましたね。
GMOとくとくBB WiMAXを最低利用期間が終わる前に解約したら?
GMOとくとくBB WiMAXを最低利用期間が終わる前に解約したら「解約違約金」が発生します。
解約違約金とは、申し込み時に契約した最低利用期間を守らずに解約した場合の一種のペナルティ(罰金)のようなもの。
この解約違約金も過去と現在では、大きく変わりました。
いまから申し込む場合(2022年7月1日以降)の解約金
2022年7月1日以降に申し込む場合(いまから申し込む場合も含めて)、24ヶ月間の最低利用期間が終わる前に解約すると以下の代金が請求されます。
- 解約違約金1,100円(税込み)の請求
- 端末(36回払い)の残額の一括請求
解約違約金1,100円(税込み)の請求
24ヶ月間の契約期間内に解約する場合は、解約違約金(契約解除料)として1,100円(税込み)が発生します。
なお、25ヶ月目以降なら解約違約金は一切発生せず、自由にいつでも気軽に解約ができます。
端末(36回払い)の残額の一括請求
GMOとくとくBB WiMAXでは端末代金(27,720円/税込み)を「36回の分割払い」で支払います。
要するに端末代金をすべて支払い終えるのは、3年かかるということ。
24ヶ月の最低利用期間内では端末代金(27,720円/税込み)の支払いが済んでいないため、残額を解約時に一括で請求されることになります。
2022年6月30日までの申し込みの解約金
2022年6月30日までに申し込んだ場合、以下のように利用期間に合わせて解約違約金(契約解除料)が発生します。
利用期間 (端末発送月の翌月を1ヶ月目とカウント) |
解約違約金 (契約解除料) |
---|---|
1~12ヶ月目 | 28,050円(税込) |
13~24ヶ月目 | 21,450円(税込) |
25~36ヶ月目 | 14,300円(税込) |
36ヶ月目以降(更新月以外) | 10,450円(税込) |
最低利用期間は36ヶ月間であるものの、更新月以外で解約すると高額の解約違約金が発生する厳しいルール……。
更新月とは?
更新月とは、定期の利用期間(2年や3年など)が終了し、次回の定期の利用期間が更新される月のこと。
GMOとくとくBB WiMAXでは、更新月の前月21日~更新月の20日までに解約すれば解約違約金は0円です。
しかし、更新月の期間(1ヶ月間)を過ぎると改めて契約が結ばれるため、高額な解約違約金が発生する仕組み……。
現在ではこのようなキツい縛りがなくなったため、気軽に契約できるようになったとホッとしています。
GMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間を無視して良いワケ
GMOとくとくBB WiMAXのように最低利用期間を設けているWiMAXプロバイダは少ないのが現状です。
そのため、最低利用期間があるGMOとくとくBB WiMAXを敬遠する人もいますが、以下の3点の理由から私は「無視して良い」と感じています。
- 高額なキャッシュバックと比べて解約違約金は少額
- 光回線への乗り換えで解約違約金が0円になる
- 2024年現在、公式サイトで解約金0円と表示されている
高額なキャッシュバックと比べて解約違約金は少額
キャッシュバックの金額 | 最大57,000円 |
---|---|
解約違約金 | 1,100円(税込み) |
GMOとくとくBB WiMAXは他社のWiMAXプロバイダと比べて、高額なキャッシュバックが受け取れます。
たとえ最低利用期間内(24ヶ月以内)に解約しても、請求されるのはたった1,100円(税込み)。
分割払いの残額を請求される端末代は、最低利用期間を守っても最終的には全額を支払いことになります。
そのため、最低利用期間内で解約しても支払い総額に差はありません。
ここだけの話、端末は他のWiMAXプロバイダでも使えますし、不要ならフリマアプリ(メルカリ等)で売却できますよ。
光回線への乗り換えで解約違約金が0円になる
GMOとくとくBBはWiMAXの他に光回線も取り扱っています。
それが「とくとくBB光」というサービス。
GMOとくとくBB WiMAXでは、この「とくとくBB光」への乗り換えをする方に違約金が無料になるサービスを行っています。
もし将来的に光回線への乗り換えを検討していらっしゃるなら、契約期間を気にしないでもOK。
光回線の開通まではWiMAXを使い続けられるのも、工事を待つ間の空白期間を気にしないで済む嬉しいサービス!
私はGMOとくとくBB WiMAXの「WiMAX2+」を利用していましたが、「WiMAX+5」へ解約違約金0円で乗り換えました。
2024年現在、公式サイトで解約違約金が0円と表示されている
いま現在(2024年)、GMOとくとくBB WiMAXの公式サイトを見ると解約違約金は「なし」になっています。
一応、最低利用期間は2年となっているものの、契約から2年以内に解約しても解約違約金は発生しなくなりました。
GMOとくとくBB WiMAXの最低利用期間まとめ
- 2022年7月1日以降(現在)の最低利用期間は24ヶ月間
- 2022年6月30日までの最低利用期間は36ヶ月間
- 以前の解約違約金は高額だったが現在は1,100円(税込み)
- さらに現在は解約違約金が0円に変更
2022年6月までは最低利用期間が3年もあり、かつ解約違約金が高額でした。
しかし、現在ではそれが一変し「短く&0円」に改善。
GMOとくとくBB WiMAXは、自信をもって勧められるWiMAXプロバイダになりましたね。