■ソフトバンクエアーを車で使うのはNG
■ソフトバンクエアーを車で使えない理由
- 規約上、登録住所以外では使えない
- 電波法で屋外での使用が禁止されている
■使用すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金
■電波の使用状況が筒抜けだから100%バレる
■バレたら利用停止から強制解除になる可能性がある
■Wi-Fiを車内で使うならWiMAXが向いている
こんな事実をホームルーター愛用者の私が事細かく解説していきましょう。
ソフトバンクエアーを車で使うのはNG
ソフトバンクエアーを車で使うのはNGです。
車内に置いてWi-Fi環境を構築し、タブレットやスマホでYouTubeやAmazonプライムビデオをギガを気にせずに見たい!
みたいなドライブ中の暇つぶし用途に使うことはできません。
ただ、物理的に使うことは可能です。
シガーソケットから電源は確保できる
自動車のシガーソケットに「シガーライターソケット(アクセサリーソケット)」を差せば家庭用の電源(コンセント)が確保できます。
シガーソケットで使えるワット数と、ソフトバンクエアーの最大消費電力を比べてみましょう。
機器名 | ワット数 |
---|---|
シガーソケット | 使える電力の最大値 120W~150W |
ソフトバンクエアー (Airターミナル5) |
最大消費電力 36W |
ソフトバンクエアーのホームルーター(Airターミナル5)は最大消費電力が低いので余裕があります。
車内に電波は届く
自動車は金属の箱であり、電波を遮断します。
しかし、スマホが車内で使えるようにガラス窓からは電波が入ってくるためソフトバンクエアーの利用は可能。
窓際に置くか、いっそ窓を開放すれば電波状況に不安はないでしょう。
このように物理的には使えますが、以下の2つの理由から使用が禁止されています。
ソフトバンクエアーが車では使えない2つの理由
ソフトバンクエアーを車で使うのが禁止なのは、こちらの2つの理由があるためです。
- 規約上、登録住所以外では使えない
- 電波法で屋外での使用が禁止されている
規約上、登録住所以外では使えない
ソフトバンクエアーには以下の規約が定められています。
「SoftBank Air」は、ご登録住所以外でのご利用はできません。
引用:[SoftBank Air]登録住所以外の場所で利用しようとしたら、接続ができなくなりました。どのような原因が考えられますか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
「ご登録住所」とは契約時に記入した「ソフトバンクエアーを使用する住所」のこと。
その住所以外での使用が明確に禁止されているんですね。
登録住所の車庫に停めた車内もNG
登録住所の車庫に止めた車内なら、同一住所の範囲内なので使用できる気がします。
しかし、車内=屋外の範疇なので使用できません。
電波法で屋外での使用が禁止されている
電波法で「5GHz帯の電波」の屋外使用は禁止されています。
ソフトバンクエアーは以下のチャンネルを使用するため、規制の対象。
ソフトバンクエアーの内蔵無線LANの使用チャンネル | 2.4GHz |
---|---|
5GHz |
5GHz帯の電波は、社会インフラにとって重要な人工衛星や航空無線で使用されています。
電波は干渉すると正常に使えなくなるため、悪影響を避けるため屋外での使用が禁止されているわけですね。
使用すると罰則がある
ソフトバンクエアーを車内で使うと屋外で使ったのと同じとみなされる恐れがあります。
その場合、電波法の規定で
の罪に問われます。
重要な無線局に妨害を与えた場合には、もっと重い罰則が課されるので使用は絶対に止めましょう。
■参考サイト:総務省 電波利用ホームページ|その他|無線LANの屋外利用について
ソフトバンクエアーを車で使うと100%バレる!
ソフトバンクエアーを車で使うと、ソフトバンク側に100%バレます。
電波の利用状況が筒抜けだからバレる
ソフトバンク側は利用者のソフトバンクエアーの端末(IPアドレス)と登録住所近辺の電波局を紐づけています。
もし、自動車で移動しながらソフトバンクエアーを使った場合、使用する電波局も合わせて変化します。
たとえば東京都に在住の方が近隣の県を「車を走らせながら」ソフトバンクエアーを使った場合を想定してみましょう。
使用場所 | 使用電波局 | 使用の可否 |
---|---|---|
東京都(登録住所) | 都内の自宅近辺の電波局 | OK |
神奈川県 | 神奈川県の電波局 | NG |
千葉県 | 千葉県の電波局 | NG |
こうなるとソフトバンク側は
この利用者は登録住所が都内なのに、ソフトバンクエアーを移動させて使っているみたいだ。
とすぐ察知できるわけです。
利用者側が車内に置いて移動しながら使えば、一発でバレるわけですね。
バレたら利用停止から強制解除になる
ソフトバンク側がソフトバンクエアーの移動を察知した場合、以下のような流れで最終的に強制解除もあり得ます。
- 登録してある携帯電話のSMSに警告が届く
- 無視して使い続けると利用が停止される
- それでも応じないと契約が強制解除になる
ソフトバンク側はソフトバンクエアーの移動の理由を「引っ越しをしたから」と仮定します。
警告文が届いたあとに「登録住所の変更届」を行えば、何事もなく利用が続けられます。
しかし、一時的な移転や住所がコロコロ変わる車内の住所変更は認められません。
ちなみに入院する際も病院を移転先として登録することはできません。
車の中でWi-Fi(インターネット)を使う方法
ソフトバンクエアーと同様に以下の他社のホームルーターも車の中では使えません。
- ドコモhome5G
- 楽天ターボ
車のなかで使えるWi-Fi接続機器で当サイトが推薦するのが「WiMAX」です。
WiMAXは車内での利用も可
WiMAXのサービス提供元のUQ WiMAXが以下のように説明しています。
地下やトンネルなどを走行する区間を除き、サービスエリア内であれば電車、バスの車内でもご利用できます
(携帯電話などの利用がマナーとして制限されている場合、ご利用はお控えください)。
WiMAXは車内での利用が可能であり、登録住所以外での使用も許可されています。
つまり持ち運び自由なので、自動車に置いて利用することが可能なんですね。
もちろん、ネットに安定して接続できるかは別の話で、サービスエリア外だとまったく使えない場合もありえます。
電源の問題もクリア
WiMAXのホームルーターの最大消費電力は、シガーソケットで供給できるワット数より低いので余裕で使うことができます。
機器名 | ワット数 |
---|---|
シガーソケット | 使える電力の最大値 120W~150W |
WiMAX (L13) |
最大消費電力 18W |
ソフトバンクエアーの端末よりもコンパクトで軽い点も車載に向いている点のひとつ。
高額キャッシュバックがある「GMOとくとくBB WiMAX」
車載用にWiMAXを利用するなら「GMOとくとくBB WiMAX」がオトク。
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月額料金 | ・端末発送月:1,375円 ・1ヶ月目以降:4,807円 |
端末料金 | 27,720円 (36回払いで実質0円) |
セット割引 | 家族全員のau/UQモバイル料金が毎月最大1,100円割引 |
キャッシュバック | 最大75,000円 |
最低利用期間 | なし |
解約違約金 | なし |
WiMAXのプロバイダは20社以上ありますが、キャッシュバック金額はダントツでトップ。
とはいえ、キャッシュバックの受け取りには条件があるため以下のボタンをクリックしてお確かめください。
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