ドコモhome5Gを契約する前には、3年後どうなっているか想像してしまいますよね?
ここではドコモhome5Gの利用中の疑問、解約後の疑問など「未来の不安点」を解消するための情報をまとめていきましょう。
ホームルーターの利用歴が長い私におまかせください。
ドコモhome5Gは何年縛り?最低利用期間はある?
ドコモhome5Gは
- 「何年縛り」のルールが無い
- 「最低利用期間」は無い
という「無い無い尽くし」なので、好きなときに解約できます。
ただ、短期で解約するのは大きなデメリットがあります。
短期の解約はブラックリスト入りする恐れ
ドコモhome5Gを契約から「90日以内」に解約すると、ブラックリスト入りすると言われています。
ブラックリスト入りすると
- クレジットやローンの審査に通らなくなる
- 携帯電話の契約の審査に通らなくなる
といった不都合が生じます。
ブラックリスト入りを避けるなら3年とは言いませんが、3ヶ月以上は利用しましょう。
8日以内のキャンセルは対象外
契約してから8日以内に
- 電波状況が不安定である
- 法令遵守状況が不十分である
といった点が明らかに認められる場合に限り、契約をキャンセルできます。
この場合は短期解約の対象外となります。
ドコモhome5Gは何年使える?
ドコモhome5Gのネット接続で使用するホームルーター(Wi-Fiルーター)の耐用年数は4~5年ほどだと一般的には言われています。
この寿命は使用環境によって左右され、場合によってはもっと短くなる可能性も。
物理的に使えるかどうかより、新機種が数年ごとに発売されるため、時間の経過が進むほど性能的に見劣りするようになります。
機種名 | 発売日 | 最大通信速度(5G) |
---|---|---|
HR01 | 2021/8/27 | ・下り:4.2Gbps ・上り:218Mbps |
HR02 | 2023/3/7 | ・下り:4.2Gbps ・上り:218Mbps |
ドコモhome5Gの初代端末であるHR01の発売から約1年半後には後継機種であるHR02が発売されました。
性能的には大幅には変わりませんが、細かな部分では違いがあり、HR02のほうが勝っているのは確実。
耐久性でいえば4~5年は使えますが、最新の性能を求めるなら3年ほどで解約し、新機種で契約をし直すのがベストでしょう。
3年後の解約後にドコモhome5Gの端末は返却する必要ない
ドコモhome5Gの端末(ホームルーター)はレンタルではなく、購入する選択肢しかありません。
そのため、解約後に端末を返却する必要はありません。
これは3年後だろうが、3年未満の解約だろうが一緒の条件であり返却は不要です。
だとしたら、解約して使わなくなったホームルーターはどうしたらいいの?
ドコモhome5Gのホームルーターの解約後の使い道
ドコモhome5Gのホームルーターの解約後の使い道は、以下の2つがあります。
- 他社のSIMを挿して使う
- ネットオークション(フリマアプリ)で売却する
他社のSIMを挿して使う
ドコモhome5Gの端末(ホームルーター)は、「SIMフリー」です。
SIMフリーとは、どの携帯電話会社のSIMカードでも使える状態のこと。
つまり、他社のデータ通信用のSIMカードを挿してネット接続できるわけですね。
楽天モバイルは安価でデータ無制限
代表的なデータ通信用のSIMといえば「楽天モバイル」。
楽天モバイルの最強プランは月額3,278円(税込み)で、データ無制限です。
通信速度はドコモhome5Gと同等とはいかないかもしれませんが、これも活用方法のひとつ。
ドコモhome5Gの解約後も端末はムダになりません。
ネットオークション(フリマアプリ)で売却する
ドコモhome5Gの端末(ホームルーター)はSIMフリーであり、他社のSIMカードでも使えるため欲しい人は一定数います。
自分で好みの通信会社のSIMを挿して、ネット接続に利用しようとする人たちですね。
そういった方々がたくさん集まるネットオークションやフリマアプリで売却する方法です。
「メルカリ」や「ヤフオク」が有名ですね。
発売から時間の経過とともに値段は下がるものの、売却するのは難しくありません。
ちなみに記事執筆時点で前機種のHR01は約5,000円ほどで出品・売却されていました。
私はWiMAXのホームルーターを2台メルカリで売りに出しましたが、すぐに売れて小遣い程度の額になりました。
端末(ホームルーター)の処分の仕方
ドコモhome5Gの端末(ホームルーター)は、「不燃ごみ」として市町村のゴミ回収に出せる場合がほとんど。
また、市役所や公民館に備えられた「小型家電用回収ボックス」に入れてリサイクルする処分方法もあります。
送料や出品費用と差し引きして赤字にならないなら、メルカリ等で売るのがベストでしょう。
ホームルーターの解約金は0円だが3年未満の解約は残債が請求される
ドコモhome5Gの解約金は発生せず、どのタイミングで解約しても0円です。
しかし、3年未満で解約するとホームルーターの分割払いの「残債」が請求されます。
ホームルーターは36回の分割払いで実質0円
端末価格 (HR02) |
71,280円 |
---|---|
分割払い | 1,980円の36回払い |
割引制度 | 「月々サポート」 毎月1,980円の値引き (分割払い分) |
実質的な料金 | 0円 |
※すべて税込み
71,280円(税込み)のホームルーターを毎月1,980円(税込み)ずつ36回に渡って支払っていきます。
しかし、「月々サポート」という割引制度があるため毎月1,980円を値引いてくれます。
そのため、端末の分割払いは毎月無料になり、36ヶ月継続利用すれば、端末が実質0円になる仕組み。
36ヶ月未満で解約すると残債が発生
利用期間 | 残債(税込み) |
---|---|
36ヶ月間(3年) | 0円 |
24ヶ月間(2年) | 23,760円 |
12ヶ月間(1年) | 47,520円 |
あくまで毎月1,980円(税込み)ずつドコモ側が端末代をサポートする制度であり、一括で端末代の71,280円(税込み)が0円になるわけではありません。
よって36ヶ月未満で解約すると、残った月数×1,980円(税込み)の「残債」が発生します。
残債の確認方法
残債の確認方法は、以下の3つの手段から選べます。
- My docomo(ネット上)
- ドコモインフォメーションセンター(電話)
- ドコモショップ(街中のリアル店舗)
My docomoはネット上から契約状況などを確認できる会員向けサービス。
ドコモhome5Gの契約時に作ったdアカウントでログインし残債を確かめることができます。
ドコモインフォメーションセンターは電話での問い合わせになり、下記の電話番号で連絡します。
- ドコモの携帯電話から:151
- 一般電話から:0120-800-800
受付は年中無休で午前9時~午後8時までですが、混み合って通じない時間帯もあります。
街中にあるドコモショップでも確認可能であり、契約者本人が本人確認書類を持っていく必要があります。
ドコモhome5Gの解約はWEBとドコモショップでできる
ドコモhome5Gの解約は、こちらの2つの方法のどちらかお好きな方で行えます。
- WEB(My docomo)
- リアル店舗(ドコモショップ)
WEB(My docomo)
ネット上からMy docomoにアクセスし、dアカウントでログイン。
会員専用のサイトであり、ここから解約手続きがカンタンに行えます。
電話だと待ち時間が長く受付時間が限られますが、WEBからなので待ち時間ゼロ&いつでもOKという手軽さ。
引き止めなどなく、サクッと解約できるので楽ですよ。
リアル店舗(ドコモショップ)
スマホの契約手続きなどをする「ドコモショップ」でもドコモhome5Gの解約ができます。
契約者本人が本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証等)を持っていくことが必須。
大抵いつも混んでいて待ち時間が取られるため、個人的にはお勧めしません(WEBからのほうが楽です)。
電話では解約できない
ドコモhome5Gは電話での解約手続きはできません。
ドコモは電話会社なのになぜ?
と疑問に思うかもしれませんが、そういうルールなので仕方ありませんね。
ドコモhome5Gの欠点は月額料金が高いこと
ドコモhome5Gは他社のホームルーターより月額料金が高いところが欠点です。
ドコモhome5Gの申し込み口は
- 店頭(ドコモショップや家電量販店)
- WEB(ドコモオンラインショップや正規代理店)
など様々ありますが、どこで契約しても一律で4,950円(税込み)です。
もし36ヶ月間(3年間)利用した場合、月額料金の合計は178,200円(税込み)。
ただ、高いのには理由がありますので、詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「とくとくBB」なら2万円のAmazonギフトカード付き!
高い欠点があるドコモhome5Gを安く契約するコツは、入会特典がある正規代理店から申し込むこと。
正規代理店のなかでも「とくとくBB」なら2万円分のAmazonギフトカードが全員にプレゼントされます。
3年間の月額料金の合計178,200円(税込み)も、差し引きすれば実質158,200円(税込み)に。
端末やサービス内容(セット割引)等は本家ドコモと変わりがないため、特典が多い正規代理店から申し込むといいですよ。
ドコモhome5Gの3年後まとめ
- 縛りや最低利用期間は無い
- 端末の寿命は通常4~5年
- 解約後に端末は返却しなくていい
- 端末は解約後に他社のSIMを挿して使ったり売却もできる
- 解約金は0円だが36ヶ月未満だと残債が発生する
- 解約はWEBかドコモショップでカンタンに行える
契約前は「3年なんて長い」と思いますが、意外と早く過ぎてしまうものです。
端末は売却もできるので無理に「最低3年は使うぞ!」と気負わずに、気楽に申し込まれてはいかがでしょうか。