WiMAXの審査はゆるいと断言できます。
ただし、口座振替で契約する場合にはやや審査が厳しくなります。
ここではWiMAXの審査について深堀りして解説しますね。
WiMAX利用歴が5年以上という私にドーンとおまかせください。
WiMAXの審査がゆるい理由
私の長年の利用経験では「WiMAXの審査はゆるい！」と感じています。
私の回りでもSNS（Twitterなど）でも、WiMAXの審査に落ちた人の体験談やグチを聞いたり見かけたことはありません。
そもそもWiMAXは毎月4,000～5,000円の支払いなので、その程度の金額なら審査を厳重に行う必要はないんですね。
その点からいって、クレジットカードや住宅ローンなどの審査とは違い、WiMAXの審査は「有って無いようなもの」ですよ。
「クレジットカード払い」だと審査はかなりゆるい
WiMAXの月額料金の支払いを「クレジットカード払い」を選べば、かなり審査はゆるいと断言できます。
クレジットカード払いにするとWiMAXの利用料金はクレジットカード会社がWiMAXプロバイダに「一旦、立て替えて」支払う仕組み。
もし仮にユーザーが料金の未払いを起こしても、それはクレジットカード会社とユーザー間の問題なんですね。
ですから、WiMAXプロバイダにとってはリスクゼロ。
WiMAXプロバイダは「有効なクレジットカードを持ってる」ことを確認できれば、そのユーザーを信頼できるため、当然審査はゆるゆるになるわけです。
「口座振替」だと審査はやや厳しい
一方、WiMAXの月額料金の支払いを「口座振替」にすると、審査はやや厳しくなります。
口座振替はクレジットカード払いと違って、WiMAXプロバイダが自らユーザーの口座から利用料金を引き落とすことになります。
もし仮にユーザーの口座に残高がなければ、利用料金を徴収できずWiMAXプロバイダにとっては一大事！
ユーザーに料金を払うように取り立てる手間も負うことに……。
そのため、ユーザーが指定した口座は「有効」で「持ち主は信頼できるのか？」、時間をかけた厳しい審査が必要になるんですね。
WiMAXの審査内容と審査期間
WiMAXではどんな点が審査されるのか、また、審査には何日くらいかかるのか、具体的に見ていきましょう。
どんな点を審査される？
WiMAXの審査基準は公開されていないため、あくまで推測に過ぎませんが、次の点が重要視されるのはほぼ間違いないでしょう。
- 利用料金の支払い能力があるか？
- 過去にローンを延滞していないか？
- WiMAXの過去の利用履歴に問題はないか？
クレジットカードでの買い物や銀行口座からの引き落としが残高が足りなくて、滞った経験がある場合は要注意です。
審査は何日くらいかかる？
| 支払い方法 | 審査期間* |
|---|---|
| クレジットカード | 最短1日 |
| 口座振替 | 2日～1週間 |
※上記の審査期間はBIGLOBE WiMAXのデータです。
クレジットカード払いを選ぶ場合、申し込みからデータ端末＆SIMカードの到着まで2日～1週間ほど。
ですから、審査自体は最短で1日で済んでいる計算になります。
一方、口座振替の場合は銀行口座の情報をWiMAXプロバイダに郵送してから、データ端末＆SIMカードが届くまで2日～1週間ほど。
そのため、審査は2日～1週間ほどの時間を要します。
WiMAXの審査で落ちる4つの原因
WiMAXの審査で落ちるのは、こちらの4つの原因が考えられます。
- 料金の支払いを滞納した経験がある
- クレジットカードやローンの滞納や未払いでブラックリスト入りしている
- 本人確認書類との相違や期限切れ
- WiMAXを強制解約された履歴がある
料金の支払いを滞納した経験がある
- 公共料金（水道・ガス・電気）
- 携帯電話料金
- インターネット回線料金（光・ADSL・WiMAXなど）
といった継続的に支払う料金を滞納した経験があると審査に落ちる可能性があります。
「滞納」とは、支払う義務があるお金を期限内までに納めないこと。
WiMAX運営側としたら、ちゃんと料金を支払ってくれるという信頼がないわけですね。
クレジットカードやローンの滞納や未払いでブラックリスト入りしている
クレジットカードの利用額の引き落としや、ローンの返済で滞納・未払いが過去にあると審査落ちに落ちる可能性があります。
クレジットカードやローンの支払い情報は「個人信用情報機関」が収集し、滞納や未払いを繰り返した人はブラックリスト入りするんですね。
この信用情報機関の情報は、WiMAXの審査の際にも利用されます。
ブラックリスト入りしているか確かめるには？
自分がブラックリスト入りしているかは、以下の3つの個人信用情報機関に問い合わせれば確認することができます。
| 個人信用情報機関名 | 主な加盟者 |
|---|---|
| CIC（株式会社シー・アイ・シー） | クレジットカード会社 |
| JICC（株式会社日本信用情報機構） | 消費者金融 |
| KSC（一般社団法人全国銀行協会） | 銀行 |
信用情報の開示請求はインターネットやスマーフォンアプリから行うことができます。
本人確認書類との相違や期限切れ
WiMAXプロバイダによっては、契約の際に本人確認書類の提出が求められる場合があります。
この本人確認書類に記載された名前・生年月日・住所と、WiMAXの申込時に記入した内容に相違があると審査落ちする可能性があります。
また、有効期限が切れた本人確認書類を提出するのも審査落ちの原因になります。
口座振替の場合、「申込書に押したハンコ」と「銀行の届け印」が違うのも審査落ちの原因に！
WiMAXを強制解約された履歴がある
過去にWiMAXを利用されていて、運営側から強制的に解約処分を受けた経験があると審査落ちする可能性があります。
強制解約されるのは利用料金の未払いが主であり
この人は正常に支払う能力がないからアウト！
との判断から審査に通りません。
WiMAXの審査にパスするための4つの対策
WiMAXの審査にパスするために、大切になるのがこちらの4点です。
- 【口座振替の場合】新しい銀行口座を用意する
- 【口座振替の場合】本人確認書類と記入内容をよく確認する
- 【クレジットカード払いの場合】口座振替か家族の誰かに契約を頼む
- 【それでもダメな場合】別のプロバイダを試す
【口座振替の場合】新しい銀行口座を用意する
過去に携帯電話料金の支払いなどで延滞を起こした口座や、審査に一度落ちた口座はあきらめて、新しい銀行口座を開設しましょう。
新しい銀行口座なら、まっさらでクリーン！
念の為、申し込みをするまえにWiMAXの月額料金の1～2年分の金額を口座に入れておくと安心です。
| WiMAXの月額料金 （1ヶ月5,000円と想定） |
合計金額 |
|---|---|
| 1年分 | 6万円 |
| 2年分 | 12万円 |
口座残高に余裕があれば「支払い能力がある人」との好印象を与えることができますよ。
【口座振替の場合】本人確認書類と記入内容をよく確認する
口座振替で申し込む場合、本人確認書類（コピー）と銀行口座の情報を記入した申込書をWiMAX側に郵送する必要があります。
この本人確認書類と申込書の記入内容に住所・名前等の相違点がないかよく確認しましょう。
また、申込書に押した印鑑と「銀行のお届け印」が一緒か？という点の確認もお忘れなく。
【クレジットカード払いの場合】口座振替か家族に契約を頼む
過去にクレジットカードの未納や滞納を繰り返すなど、ブラックリスト入りしていると自覚している方は口座振替で申し込んでみましょう。
現在、口座振替に対応したWiMAXプロバイダは以下の3社です。
- BIGLOBE WiMAX
- UQ WiMAX
- Broad WiMAX
また、審査に受からない自分に代わって、家族に頼んで申し込んでもらう方法あります。
【それでもダメな場合】別のプロバイダを試す
WiMAXサービスを提供する「WiMAXプロバイダ」は、現在20社以上もあります。
WiMAXプロバイダAで審査に落ちたら、WiMAXプロバイダBであらためて申し込めばいいこと。
WiMAXプロバイダごとに審査基準は微妙に違うため、AがダメでもBならパスするかもしれません。
どこもオンライン上から申し込みができるため、大した手間にはなりませんよ。
審査がゆるくてキャッシュバックがあるWiMAX
審査がゆるいWiMAXの定義は、以下の条件を満たすプロバイダです。
クレジットカードさえ持っていれば、どのWiMAXプロバイダでも審査は簡単にパスします。
しかし、何らかの事情でクレジットカードを持っていない方は口座振替で申し込むことになりますよね。
口座振替に対応したWiMAXプロバイダは3社しかなく、そのなかでキャッシュバック特典があるのは「BIGLOBE WiMAX」のみです。
WiMAXの審査はゆるい？のまとめ
- WiMAXの審査はゆるいのが一般的な見方
- クレジットカード払いなら審査はかなりゆるい
- 口座振替はやや厳しくなる
- 過去に滞納や強制解約した人は審査に落ちる可能性がある
WiMAXの審査は甘いほうで、落ちる人のほうが珍しいほどです。
「ブラックリスト入りしているかも？」と心配に思う一部の人以外なら、問題なくパスしますから気軽に申し込んでみましょう。